手元にブランクのNFCカードが9枚ほどあったので、NFC名刺というのを作ってみることにした。
NFCってのはアレでしょ?知ってるよ…
NFC(エヌエフシー、Near Field Communication)は、近距離無線通信規格のひとつで、ざっくりいえば「デバイス同士をかざして通信」するための技術です。数センチとごく短い通信範囲を逆手にとり、対応機器同士が軽く触るくらい近づけないと通信できないことが最大の特長といえるでしょう。
マイナビ:プラスデジタル https://news.mynavi.jp/article/20210507-1884966/
はい、そんな便利な仕組みです。
NFCにスマホを近づけると何かできるよーにするとか、そんな感じの技術なのです。
まぁ難しいことは世間の頭の良い人たちにおまかせして、えいやっと使ってみることにしましょう。
NFCに読み書きできるアプリをインストールしよう
何種類かインストールしてみたが、NFC Toolsというアプリの評価が良くて使いやすそうなので、このアプリを使うことにする。
アンドロイドはこちらからどうぞ Google Play
アップルな人はこちらからどうぞ App Store
NFC Toolsを起動します
インストールするとこんな画面が表示されます。
どんなことができそうなのか、ざっとメニューを並べてみます。
なかなか、いろいろなことができそうですね。
一番右の【タスク】というのは書き込んだ内容を他のアプリで実行させることで、マクロのような複雑な手順を実行することができる・・・というようなことのような機能(?)なのですが、今回は使用しません。
NFCカードの中身を見てみよう
まずは空のNFCカードを読み込んでみます。【読む】のメニューを選んだ状態でスマホをNFCカードにかざします。
うーん…さっぱりわかりません🙄
わからないまま、先に進みます(^^;)
なにか書き込んでみることにします。
NFCカードに情報を書き込んでみよう
【書く】のメニューから【+レコードを追加】をタップします。
すると…
おぉーっ!!こんなにも選択肢がっ!
ちょっと色々と目移りしますが、まずは上から2番目の【URL/URI】をタップします。
このURLの部分を変更します。
URLを変更して【OK】をタップします。
URLが16バイトで中身が先ほど入力したURLに変わっています。確認したら【書く】をタップします。
このメッセージがでるのでスマホをNFCカードにかざします。
書き込みが完了しました(^^)/
書き込んだ状態でスマホをかざしてみる
NFC Toolsアプリを一旦終了した状態で書き込んだNFCカードにスマホをかざしてみます。
※アプリが立ち上がっている状態だとNFCカードの内容が表示されるだけです。
イエーーイ!!大成功(^^)/
NFCカードをフォーマットしてみよう
違う情報も書き込んでテストしてみたいので、書き込んだ内容を一旦消してみます。
【その他】メニューから【メモリを初期化】をタップします。
このメッセージが出た状態でスマホをNFTカードにかざします。
あっさりとフォーマットされました…コワッ!
suicaとかにこの動作をしたらどうなるんだろ…(誰か試してみた人がいれば教えてください)
次にいよいよ名刺データを書き込んでみます。
いよいよ名刺の情報を書き込んでみよう
NFC名刺で渡したい情報としては、インスタのアドレスと、ツイッターにTikTok、あとは住所等かな?
【書く】メニューから【レコードを追加】をタップして【ソーシャルネットワーク】をタップして驚いた。
ICQがあるやんwww
ICQのIDもらったらびっくりするやろなぁとか思いながら、Twitterやらのアドレスをいれていく。
入れ終わったら【レコードを追加】へ戻って【連絡先】で情報を入力します。
おぉ!素晴らしい!
この状態で書き込んで、スマホをかざしてみる。
おや??
URLが開いてますね(^^;)
このあと試行錯誤しましたが、どうやら【書く】の画面で一番上にある情報がかざした時に読まれるようです。
この右のスライダーで順番を入れ替えて、書き込みを実行すると一番上の情報によってスマホの挙動が変わりました。
最後に
まぁ連絡先を読めるようにすればvCard形式で情報を渡せるので、デジタル名刺といえばそうなんだけど、もうちょっとなんとかできないかな。
【タスク】の機能を使えば、おそらく読み込む項目の順番なんかを選ぶことができていろんな挙動をさせられるとは思うのだけど、相手がアプリを持っていないと、いちいちアプリをいれてもらうのもなぁ…
というわけで、もうすこし色々といじくってみようと思います。